一関・平泉

来月6日「一関はしご酒」 新規含む53店参加 新たに川崎地域と連携

11月6日に開かれる「一関はしご酒」のPRポスター
飲み歩き、ランチも

 飲み歩きイベントの第5回「一関はしご酒」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は、11月6日午後5時から一関市のJR一ノ関駅西側エリアで開かれる。居酒屋、飲食店などを巡ってもらう恒例のイベントで、今回は新たに川崎地域の飲食店と連携したランチイベントも企画。千厩地域でも同様のはしご酒イベントが開催予定で、将来的には市内全域に広げていくことも検討しており、繁華街の盛り上げに一役買う。

 店の雰囲気や特徴を多くの人に知ってもらうきっかけにしようと、店主らでつくる実行委が企画し、2014年度から実施している。

 3店分のチケット(前売り3200円、当日3500円)を購入した上で、好みの参加店を巡り、アルコール類やセットメニューを楽しむことができる。チケットに設けられた欄に訪れた店のスタンプを押印してもらい、3店分集めると抽選会にも参加できる。抽選会後に配布される木札を参加店で見せれば、チケット利用と同じサービスを受けられる。

 参加店は新規9店を含む53店。内訳は居酒屋26店、飲食店12店、スナック8店、バー4店、その他3店。営業時間が各店で異なるため、開始、終了時間は店の営業時間となるが、午後6時には各店で一斉に乾杯が行われる。抽選会会場は午後6時~9時30分に同市大町のなのはなプラザ前に設けられる。

 これまでは一関地域限定のイベントだったが、市内全体での活性化を目指して他地域とも連携を図る。はしご酒で配布される木札を川崎地域の飲食店4店でランチ時間帯に提示すれば、1品サービスなどの特典を付けることとした。さらに、はしご酒イベントは11月1日に千厩地域でも初めて開催を予定しており、同様に川崎のランチイベントと連動させる。ランチイベントの開催期間は11月5~16日。

 9月末には参加店を対象とした説明会が同市駅前の一関商工会議所で開かれ、イベント運営方法のほか、川崎、千厩両地域との連携についても説明された。

 栁橋信行実行委員長は「イベントを市内全体に広がりを持たせ、夜だけでなく昼営業の飲食店も仲間入りしてほしいという思いから、まずは川崎、千厩との連携を足掛かりとして企画した。いずれは市内全域に広げ、これまで以上に盛り上げていきたい」と語っている。

 チケット付きのパンフレットは、一関商工会議所と参加各店で取り扱っている。問い合わせは同商議所内の実行委事務局=0191(23)3434=へ。

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