一関・平泉

きょう東日本合唱祭 歌う幸せ 体感 川崎中生が招聘団体と交流【一関】

山脇さん(左)の指導の下、お江戸コラリアーず団員と川崎中生徒が「群青」を歌った合唱交流会

 一関市大手町の一関文化センターで13日に開催される第29回東日本合唱祭(実行委主催)を前に、協賛事業「合唱交流会」は12日、同市川崎町の川崎中学校(中嶋真理校長、生徒数87人)で開かれた。招聘(しょうへい)団体の一つで、男声の「合唱団お江戸コラリアーず」(東京都)が同校生徒と合唱交流し、歌う幸せを伝えた。

 地元の中学生にトップレベルの合唱に触れてもらおうと、第15回の2004年から同合唱祭の前日に開催している。

 交流会では、生徒を前に指揮者の山脇卓也さんが「一緒に楽しく歌いましょう」と呼び掛け、団員23人が「東京ブギウギ」「斉太郎節」「最上川舟歌」「こころようたえ」などを披露。洗練された歌声に、生徒たちは感銘を受けた様子だった。

 合唱交流では、福島県南相馬市立小高中学校の12年度卒業生が作詞した合唱曲「群青」を、山脇さんが中心になって指導。歌詞に込められた意味を丁寧に説明しながら、パートごとの声の出し方や、強弱のつけ方などを教えた。

 このうち、「手を振るけど明日も会えるのかな」という歌詞について山脇さんは「小高中学校は、東日本大震災で全校生徒が大きく減少した。当たり前のように会っている友達に『明日はもう会えないかもしれない』という気持ちで歌ってほしい」などとアドバイス。最後に団員と生徒全員で歌声を合わせた。

 3年生の瀧澤優生君(15)は「団員の方々の歌う時の幸せそうな表情を見て、『歌ってこんなに楽しいんだなぁ』と思った。教わった技術を今後の合唱に生かしたい」と話した。

 今年の合唱祭は同合唱団のほか、4団体を招聘。午後1時に開演し約500人が出演する予定で、全団体と地元合唱団による合同合唱も行われる。

momottoメモ

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