一関・平泉

義経・与一・弁慶・静・継信・忠信 ゆかりの11自治体 観光活用探る 平泉・27日サミット

第13回「義経与一弁慶静継信忠信合同サミットin平泉」のチラシ

 悲運の武将源義経と、義経に関わる人物ゆかりの全国11自治体が集う第13回「義経 与一 弁慶 静 継信 忠信合同サミットin平泉」(平泉町主催)は、27日午後1時30分から平泉文化遺産センターで開かれる。同町では2011年以来2度目の開催で、基調講演やパネルディスカッションなどを通して、歴史を生かしたまちづくりの推進や交流人口拡大に向けた方策を探る。

 参加自治体は同サミット加盟42自治体のうち、同町をはじめ奥州市、宮古市、山形県最上町、福島県福島市と国見町、神奈川県鎌倉市と藤沢市、石川県小松市、兵庫県尼崎市、徳島県小松島市の11市町。オープニングエキシビジョンとなる平泉町の達谷窟(たっこくのいわや)毘沙門神楽の上演に続き、午後2時30分から奈良女子大大和・紀伊半島学研究所古代学・聖地学研究センター協力研究員の前川佳代さんが「源義経と平泉-義経伝説地域間ネットワークの構築-」と題し基調講演を行う。

 パネルディスカッションは午後3時40分からで「ゆかりのある先人を活(い)かした観光推進への取り組み」がテーマ。パネリストは青木幸保平泉町長、小沢昌記奥州市長、紺野喜代志福島市副市長、竹村信一小松市副市長、尼崎市シティプロモーション事業部の金小松美香さん、孫田勤小松島市副市長の6人で、コーディネーターを平泉文化遺産センターの千葉信胤館長が務める。

 入場は無料だが事前申し込みが必要(座席に空席があれば当日入場可)。定員120人で、申込期限は24日。申し込み、問い合わせは平泉町観光商工課=0191(46)5572=まで。

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