奥州・金ケ崎

後藤揮毫の大幟旗と再会 長野・日吉神社氏子総代会 7人が記念館訪問【奥州】

大幟旗と“再会”を果たした日吉神社氏子総代会の関係者

 台湾総督府民政長官や東京市長などを務めた政治家・後藤新平(1857~1929年)とゆかりある、長野県安曇野市の日吉神社氏子総代会(牧田正紀会長)の一行が20日、後藤の出身地である奥州市を訪れた。4年前、同神社宝蔵で見つかった後藤揮毫(きごう)の大幟(のぼり)旗を同市に寄贈しており、今回“再会”を果たした。

 幟は医師や官僚、先見の政治家として活躍した後藤が15(大正4)年、学問の普及を目的に全国を巡った際、縁あって松本駅で揮毫した代物。63年までは例大祭で使われ、その後は宝蔵で保管されていたという。

 氏子総代会では幟を複製したことから、4年前に後藤の古里に本物を寄贈。幟は麻の生地で作られた一対で、縦11メートル、横1・8メートル。力強い筆跡で「土祭秋神百姓種」「天余成々生五穀豊」と書かれている。後藤新平記念館(佐藤彰博館長)が燻蒸処理などの補修作業を行い、管理していた。

 この日は氏子総代会の7人が同館を訪問し、同館と後藤新平顕彰会(山口了紀会長)から感謝状が贈られた。和室に広げられた幟も公開され、「こんなに大きかったんだね」「久しぶりだ」と口々に再会を懐かしんだ。

 牧田会長(78)は「説明を受け、新平さんがとても立派な人だったのだと感じられた」と語り、「みんなで奥州市に『いつかは来よう』と計画していたので良かった」とうれしそうに語った。

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