一関・平泉

熱いファイトに興奮 YAMATO選手(一関出身)凱旋興行

凱旋大会で白熱した試合を繰り広げるYAMATO選手(右)

 一関市地主町出身のプロレスラー・YAMATO選手(37)=本名小野寺正人=が所属する団体「ドラゴンゲート」の一関大会(岩手日日新聞社など後援)は11日、同市東台のアイドームで開かれた。YAMATO選手の凱旋(がいせん)大会とあって地元から多くの観客が訪れ、大技が次々と繰り出される試合に熱狂した。

 2010年に始まり、7回目となった今回は選手26人が出場し、全6試合が行われた。個性豊かなレスラーがスピーディーな熱戦を展開し、ブレーンバスターや毒霧など技の応酬を繰り広げた。リングから観客をあおるとコールやブーイングが湧き起こり、会場一体となった盛り上がりを見せた。

 YAMATO選手は最終試合6人タッグマッチで登場し、盛大な拍手で迎えられた。場外乱闘やパイプ椅子が武器に使われるなど荒れた試合となったが、観客の「YAMATO」コールに背中を押されて見事に勝利を収めると会場のボルテージは最高潮に。試合後のマイクパフォーマンスでは「1年ぶりの一関大会でたくさんのお客さんに来てもらい本当にありがたい。来年はドラゴンゲートが前身を合わせて20周年。また一関大会で帰ってくるので熱い声援お願いします」と力強く語った。

 同市滝沢から家族と訪れた佐々木菜穂美さん(38)は「初めての観戦だったが迫力があり、笑えるところもあって楽しかった」、長女の優衣さん(11)は「個性的なレスラーがたくさんいて面白かった。選手が間近まで来てくれてうれしかった」と目を輝かせていた。

momottoメモ

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