大東・京津畑 ぬくまる母の味一堂に 18日・食の文化祭【一関】
郷土食で山里の魅力の掘り起こしを図る京津畑まつり「食の文化祭」(実行委主催)は、18日に一関市大東町中川字上ノ山の京津畑体育館で開かれる。京津畑地区住民による郷土食が多数展示され試食が楽しめるほか、果報団子(だんす)の振る舞い、秋祭りステージなどを繰り広げる。
山里の食文化を次世代に伝承するとともに、地域の元気づくりを目指して1997年から開催し、今回で18回目。興田地区振興会、興田地区食改協、千厩高校生産技術科、興田小学校、興田中学校などが協力する。
当日は午前10時開場。山里の食文化展示コーナーでは「山里の郷土食、なつかしくて新しくて ぬくまる母の味!」をスローガンに、「思い出の味・おふくろの味」「家庭の味・郷土の味」「昔おやつ」などと銘打った煮物、漬物、山菜料理、アレンジメニューを並べる。
10時50分からはお昼時交流として、当たり付きの果報団子(限定500食)と山里の甘酒(同300杯)を振る舞う。11時20分からの秋祭りステージには地元の京津畑神楽一座をはじめ、時の太鼓顕彰会、奥州FMでパーソナリティーも務める歌手奥沢きく子さんらが出演する。
午後1時15分からは無料大試食会を開催。展示コーナーの料理約250品をバイキング形式で味わうことができる。
入場無料。1時40分終了予定。問い合わせは京津畑交流館「山がっこ」=0191(74)4888=へ。