県内外

農産物 販路拡大へ 県内米生産者 NPO法人設立【岩手】

設立されたNPO法人東北どまんなかのメンバー(八重樫理事長提供)

 県内の米生産農家らによるNPO法人「東北どまんなか」(八重樫哲哉理事長)が設立された。事務局を北上市内に置き、コメなど本県の農産物を県内外に情報発信し販路拡大に努める。

SNSで魅力発信

 メンバーは北上市や奥州市、盛岡市、紫波町の米生産者7人をはじめ、釜石市などの米穀店や取引先を含む計12人で構成。良質米作りを研究する任意団体「みちのく水稲研究会」の会員を中心に準備を進め、9月にNPO法人としてスタートした。

 全国規模のコンクール、コンテストで数々の受賞歴を持つ八重樫理事長(59)をはじめメンバーは減農薬、有機肥料栽培、EM菌による農法、畜産農家で堆肥を作り使用するなど、個々の農法でコメ作りにいそしむスペシャリスト。そのノウハウを生かし専任講師として各地の営農指導に出向き、研修講演にも応じる。

 情報発信、販路拡大に向け、まずは主力とするコメを手始めに全国各地のイベントや会合に参加。インターネット交流サイト(SNS)などを駆使しコメのほか徐々に品目を増やし、本県産農産物の魅力をアピールする。

 営農を通じ地域の自然環境の維持、地域活性化なども目的に掲げる。活動が軌道に乗れば地域振興のための特産品開発、農業を通じた地域交流、就労支援、食と健康に関する啓発、コメの食味鑑定、農産物規格検査などの事業を展開したい考え。

 事務局は北上市飯豊の八重樫理事長宅に設けている。八重樫理事長は「みな個々のオリジナル農法で良質米生産に努めている。岩手のコメ、農産物の良さを情報発信するとともに、環境に配慮した営農の普及、指導をしていきたい」と意気込みを語っている。

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