一関・平泉

温故知新の志 継承 伝統誇りに飛躍期す 一関一高創立120周年記念式典

出席者全員で校歌を高らかに斉唱し、創立120周年の節目を祝った一関一高の記念式典

 県立一関一高(一関市磐井町、遠藤可奈子校長、生徒713人)の創立120周年記念式典は17日、同市大手町の一関文化センターで行われた。生徒ら多くの関係者が出席し、長きにわたる歴史と伝統を胸に刻むとともに、さらなる飛躍に向けて誓いを新たにした。

 全日制と定時制の生徒をはじめ、教職員や来賓、同窓会・PTA関係者ら約1000人が出席。遠藤校長は式辞で「東日本大震災からの復興と地域の持続可能な発展を担う人材が求められる今、あらゆる分野において高い志と『温故知新』の知と豊かな人間性が必要。しっかりと未来を見詰め、今なすべき努力を怠らずに進んでほしい」と述べた。

 来賓の勝部修市長は「高い志を持った次世代のリーダー育成に大きく寄与している。数多くの先輩の伝統を受け継ぎ、努力を惜しまず大きく飛躍してほしい」と祝辞。席上、創立110周年以降の歴代校長4人に同窓会長の佐藤悦郎記念事業協賛会長から感謝状が贈られた。

 生徒代表の菅原泰雅君(2年)が「120年の歴史と伝統を誇りとし、さらに発展するようにたゆみなく歩み続けることを誓う」と決意を示し、式典の最後に出席者全員で校歌を高らかに斉唱した。

 式典後、前駐リトアニア共和国日本国特命全権大使の重枝豊英さんを講師に迎え、「国際交流の絆-杉原千畝と日本・リトアニア関係」と題した記念講演会が開かれた。

 同校は1898(明治31)年に一関尋常中学校として開校。一関中学を経て1948年に一関高に改称。学校統合、分離を経て51年に現校名となった。98年に創立100周年、2009年には県内公立校初の併設型中高一貫校となった。18年3月末現在の卒業生は2万6818人。

momottoメモ

一関一高創立120周年 「切磋琢磨」 中高一貫校の歩みを見る

 一関尋常中学校として1898(明治31)年に開校した県立一関一高(遠藤可奈子校長、生徒713人)は、2018年に創立120周年を迎え、17日に記念式典が行われる。時代とともに旧制中学から新制高校、県内公立校初の併設型中高一貫校と形態を変えながら、多分野で活躍する人材を輩出。全日制、定時制を合わせ卒業生は2万6818人に上る。これまで生徒が勉学や部活動などで刺激し合ってきた中、特に2009年の附属中学校開校後を中心に昔寿を迎えた関高の現在とこれからに迫る。(3回続き)

(上)時代に即した教育実践 優れた人材 多分野へ
(中)互いを刺激に高め合い 主体的教育を重視
(下)併設の強み、部活動でも 交わりの中で人間的成長

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