一関・平泉

モチモチの食感自慢 ソフトフランスパン発売 花泉・さくら園【一関】

一関市花泉町のさくら園が新たに販売しているソフトフランスパン
半年かけ作った自信作

 一関市花泉町の障害福祉サービス事業所さくら園は、新商品「ソフトフランスパン」を販売している。幅広い年代が食べやすいように従来のフランスパンよりも食感は軟らかく、サイズも2種類を用意。半年近くかけて製作した自信作に、同園では「今までのパンとは趣向の違う商品。多くの人に食べてもらいたい」と意気込んでいる。

 同園では園内に「工房さくらんぼ」を設け、菓子パンや食パンなど約50種類を製作している。フランスパンは5月ごろから試行錯誤を重ね、今月から本格的に販売を開始した。

 フランスパンは調理工程でスチームの時間を長くするなどして、表面を軟らかくし、モチモチとした食感が特徴となっている。10月には町内のイベントで先行販売を実施。その際に購入者から「もう少し小さい方がいい」との要望に応え、長さ45センチの通常サイズと同25センチのハーフサイズの2種類を開発した。

 担当した同園の菓子製作科主任生活支援員の及川由美さんは「これまで作っていたパンと違う小麦粉を使用したり、作り方のノウハウが分からなかったりと大変だった」と振り返る。「プレーンな味なので、シチューやスープ料理にも合うはず。これからもお客様から要望があったら味や大きさを改良していきたい」と話している。

 値段は税込みで通常サイズが250円、ハーフサイズが130円。同工房のほか、新鮮館おおまち(同市大町)やJAファーマーズいわて平泉(同市末広1丁目)などでも購入が可能。

 問い合わせは同園=0191(36)1700=へ。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2024年3月19日付
一関・平泉
2024年3月19日付
一関・平泉
2024年3月19日付
一関・平泉
2024年3月19日付