一関・平泉

中津谷川 光の街道 室根・30軒が電飾点灯【一関】

中津谷川自治会が実施しているイルミネーション

 一関市室根町で中津谷川自治会(小野寺正吉会長)による恒例のイルミネーションが点灯されている。9年目となる今回は「中津谷川イルミネーション街道」と銘打ち、約400メートル区間の民家や商店が色とりどりの電飾をともし、町中をにぎやかに照らし出している。

 イルミネーションは当初、2軒だけが行っていたが、徐々に拡大。地域住民同士が発光ダイオード(LED)の取り付けを手伝ったり地域を訪れる事業所が協力したりし、今回は30軒が参加した。

 飾り付けは一軒一軒個性があり、色とりどりのLEDが明滅する物を中心に、サンタクロースやトナカイ、アニメキャラクターのオーナメントを光らせたり、チューブ状の照明で字を表したりとさまざま。空き家となっている建物や庭でも行われ、「サギ注意」など防犯や交通安全を呼び掛ける物もある。

 2年目から参加し、大リーグの大谷翔平選手にちなんで「二刀流」の文字を表した佐藤守一さん(76)は「車に乗ったまま見られるので、気仙沼市の人や特養ホームの車も通り掛かりに見ていく。明るく照らされた町を多くの人に見てほしい」と話している。

 点灯時間は毎日午後4時30分~9時。帰省客を出迎えるため、2019年1月7日まで実施する。

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