奥州・金ケ崎

元気な笑顔で精力的に スノーバスターズ出発式で気勢【金ケ崎】

除雪困難世帯の支援へ会員らが気勢を上げた金ケ崎町スノーバスターズの2018年度出発式

 金ケ崎町スノーバスターズ(高橋重貴会長)の2018年度出発式は16日、同町西根の町福祉センター駐車場で行われた。1人暮らしの高齢者など除雪困難世帯の支援にボランティアで当たる会員らが参加し、精力的な活動展開を誓った。今年度は19年3月3日まで計6回の全体活動実施日と、企業協力による積雪状況などに応じた平日活動に取り組む。

 出発式には会員や町社会福祉協議会関係者ら約30人が出席。町社協の小野寺正徳会長が「皆さんの力を頂かないといけない。事故なく安全な活動ができるように」とあいさつした。高橋会長は「元気に笑顔で声を掛け、お話をしながら活動を展開していく。今年は平成最後の活動であり、25回目を迎えた節目。協力をお願いしたい」と呼び掛け、全員で「頑張るぞ」と気勢を上げた。初日は2班に分かれて20世帯を訪問。雪が少ない状況から、あいさつなどの交流を中心に行っていた。

 町スノーバスターズは除雪に困っている1人暮らしの高齢者や障害者世帯、高齢者のみの世帯に対する不安解消、見守りなどを目的に実施しており、今年度は16日現在で39世帯が対象。会員と町社協職員、町内事業所などのボランティア協力を受けて実施する全体活動のほか、17年からは東北電力の協力を得て緊急状況に応じた平日の除雪活動も行っている。

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