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上位10点 ギフト商品に 銀河のしずく頂上コン きょう発売【岩手】

「銀河のしずく」頂上コンテストの入賞米を詰めたギフト商品をPRする(左から)西村課長代理、菊池社長、上田部長

 純情米いわては22日、県オリジナル水稲品種「銀河のしずく」頂上コンテストで入賞した上位10点のコメをギフト商品として発売する。入賞米の商品化は今回が初。関係者らが21日、県庁で商品をお披露目し、さらなるブランド確立へ期待を込めた。

 コンテストは、銀河のしずく生産者の意欲喚起と栽培技術向上を目的に2017年度に始まった。今年度は11月に北上市で開かれ、490の団体・個人が生産した56点を審査。最優秀賞の兼平定さん(盛岡市)、全農県本部長賞の紫波総合高校(紫波町)、純情米協議会長賞の農事組合法人なべくらの組合員・藤井勇幸さん(花巻市)らのコメが上位10点に選ばれた。

 商品は銀河のしずくのロゴマークが入った化粧箱に、上位入賞の10点をブレンドした2袋(各450グラム)を詰めた。純情米いわての菊池勝代表取締役社長と全農いわて米穀部の西村琢真課長代理が同日、県庁を訪問。上田幹也農林水産部長に商品をお披露目した。

 菊池社長は「今年は非常に高品質で、精米後の食味も良い。厳選された入賞米を味わってもらうことは、生産者の励みにもなる」と語った。

 上田部長は「えりすぐりのコメがそろったぜいたくな商品で、販売はありがたい。今後の評価が一層高まってほしい」と話した。

 小売目安価格は1200円(税抜き)。盛岡市のカワトクをはじめ、県内の百貨店やギフト商品売り場、JR盛岡駅などで1000箱限定で販売されるほか、最優秀のコメは来月12、13の両日に東京都の銀座三越山田屋本店でトップセールスが行われる。

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