奥州・金ケ崎

歌やダンスで観客魅了 いさわジュニアスクール公演 児童生徒がミュージカル【奥州】

稽古に励んできた児童生徒の熱演が観客を楽しませた公演

 2018年度いさわジュニアミュージカルスクール公演(NPО法人胆沢文化会館自主事業協会主催)は23日、奥州市胆沢の胆沢文化創造センターで行われた。歌やダンス、演技力を磨いてきた児童生徒が夢や希望があふれる舞台を熱演した。

 今年で18回目で、小学2年生から高校3年生までの33人が受講。NPO法人劇団ゆう(滝沢市)の脚本、演出によるオリジナル作品の稽古に励んできた。

 作品は、小学5年生から高校3年生までが出演する「虹色の少年たち」と小学2年生から4年生による「旅ねこガスの物語」。劇談ゆうや同スクールのОBらでつくる胆沢スタッフも共に舞台を盛り上げた。

 フランス革命間もないパリが舞台の「虹色の少年たち」は、混乱が続く社会の中で子供たちが夢と希望を持ち続け、友情を深めながら正しく生きようとする姿を描いた。

 人間の自由と平等を訴え主人公のハミルらとの絆を深めるアルベルト役の水沢南中2年藤原茉凜さん(14)は「7年目で初めての男の子役。せりふなどが大変だったけど、新しい役柄を演じられるようになった。多くの仲間と舞台をつくっていくのが楽しい」と自信を深めていた。児童生徒は、それぞれ同スクールの集大成として生き生きとした舞台を繰り広げた。

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