一関・平泉

華やかな新年願い 花泉 寄せ植え門松製作盛ん【一関】

葉ボタンなどが植栽された花と泉の公園オリジナルの寄せ植え門松

 一関市花泉町老松の花と泉の公園の寄せ植え門松の製作がピークを迎えている。同園で育てた葉ボタンなどを取り入れたオリジナル門松で、材料のほとんどが地元産。スタッフは購入者が穏やかな新年を迎えられるよう願いを込め、仕上げ作業を進めている。

 同園ならではの門松をPRしようと毎年販売している。材料にはスタッフが育てた葉ボタン、シロタエギク、ビオラのほか、地域住民から提供を受けたナンテンや竹を使用。今回から葉ボタンに金色のラメが施され、華やかな雰囲気を醸し出している。

 松を立てた高さは約60~150センチと4種類のサイズを用意。今月15日に製作を開始し、同園によると今年は県内外から約330個の予約が入っているという。

 29日ごろまで作業と配達が続けられる。ベゴニア管理主任の瀬川つぐみさんは「今年は去年よりも葉ボタンが大きく育った。正月が終わっても竹を抜けば、そのまま寄せ植えとして育てられるのがこの門松の良さ」と話している。

地域の記事をもっと読む

一関・平泉
2024年5月7日付
一関・平泉
2024年5月7日付
一関・平泉
2024年5月7日付
一関・平泉
2024年5月7日付