【あの日あの時 平成を振り返る】
「平成」。
一つの時代が今年4月末で幕を閉じる。
県内では岩手・宮城内陸地震(2008年)、沿岸部に潰滅的被害を与えた東日本大震災(11年)をはじめ台風、大雨などの自然災害が相次ぎ、大冷害(1993年)にも見舞われた。
一方、早池峰神楽の世界無形文化遺産登録(2009年)、「平泉の文化遺産」世界遺産登録(11年)などの吉報もあり、本県の持つ文化的価値が世界に認められた。
本県が会場となった全国高校総合体育大会(インターハイ、1999年)、岩手国体と全国障害者スポーツ大会(2016年)では県民一体となり「おもてなし」の精神で選手団らを迎え、県勢の活躍に沸いた。
各自治体も「平成の大合併」で枠組みが大きく変化。
まさに激動の時代だったといえる。
県内での平成の30年間を、各分野から振り返る。