一関・平泉

「墨の美」支える東山の和紙、硯 図書館企画展で伝統工芸紹介【一関】

東山図書館で開かれている企画展「墨の美」

 一関市東山町の東山図書館(鈴木康之館長)で4日、企画展「墨の美」が始まった。同町の伝統工芸である紫雲石硯(すずり)と東山和紙を、書道関連の書籍などと併せて紹介している。24日まで。

 東山の伝統工芸に理解を深めてもらおうと企画された。紫雲石硯は同町田河津産の石で作った硯で、石の持つ優美さや滑らかさに加え、墨おりが良いのが特徴。東山和紙は楮(こうぞ)などを材料に職人が手作業ですいた和紙で、しなやかさと丈夫さ、素朴さ、自然な色合いが特徴とされる。

 会場では紫雲石硯、東山和紙のほか、紫雲石で作られた筆置き、文鎮を展示。併せて、東山和紙が出来上がるまでの工程を原料の収穫からまとめた絵本、紫雲石硯の製作過程を収録したDVD、水墨画や中国の書家・王羲之の作品を収めた画集などの書籍20点も並べた。

 鈴木館長は「東山の伝統産業を継承していくために、まずは作品や関連書籍を通じて理解を深めてもらいたい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時~午後7時(土日・祝日は6時)。水曜日休館。書籍やDVDは貸し出し可。問い合わせは同図書館=0191(47)2324=へ。

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