北上・西和賀

宝さがしに夢中 和賀地区 ふるさと雪っこまつり【北上】

ふるさと雪っこまつりで「宝さがし」を楽しむ来場者

 和賀地区自治協議会(藤原常雄会長)などが主催する第16回ふるさと雪っこまつりは27日、北上市和賀町山口のふるさと体験館「北上」で開かれた。地区内外からの来場者が、豊富な雪を活用した遊びやイベントを楽しんだ。

 市内でも雪が多い同地区の特色を生かして地域振興を図ろうと毎年開催。同自治協と地区交流センターのほか、ボランティアの和賀西中学校の生徒らがイベントを運営し、親子連れら多数が来場した。

 同日は青空が広がりイベント日和となった。雪を踏み固めた同館広場での開会行事では、早速恒例の「宝さがし」を実施。雪上に置かれたカードから同じ絵柄を一組見つけ出すルールで、来場者は夢中になって探し回った。

 ほかにも▽雪払いレース▽スノーフラッグ▽雪玉でのストラックアウト▽特設滑り台でのそり滑り―などが催され、挑戦した子供たちから笑顔がこぼれた。ステージでは地元の幼稚園や保育園、小中学生などによる演奏やダンスのパフォーマンスも繰り広げられた。

 地元の子供たちはステージと遊びの両方に加わり、イベントの盛り上げに一役買った。小原優信君(和賀西小学校6年)は「宝さがしは二つ見つけられた。太鼓の演奏も緊張したがうまくたたけた。いろいろなゲームがあるのが楽しい」と笑顔を見せていた。

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