奥州・金ケ崎

個性豊かな作品並ぶ 胆江精神保健福祉交流事業 授産品の販売も【奥州】

メイプルで開幕したこころのふれあい作品展

 2018年度胆江地区精神保健福祉交流事業「こころのふれあい作品展」(実行委主催)は1日、奥州市水沢のメイプル・産業文化ホールを会場に4日間の日程で開幕した。実行委員会を構成する施設の利用者や家族ら200人が300点を出展し、会場を彩っている。

 同展は、福祉事業所や関係団体、当事者、地域住民の作品を展示したり、製品を販売したりして精神保健福祉への理解を深め、交流の輪を広げようと開催されている。

 初日は開会式が開かれ、鬼の絵を出品しているむつみ保育園の年長組園児23人が遊戯を披露し、元気のいい演技で幕を開けた。

 会場には、それぞれの個性を出した施設利用者の書道や絵画、手芸などが所狭しと並び、訪れた人たちが感心しながら作品に見入っていた。また、パンや焼き菓子、スナックなどイベントで人気の製品の販売、コーヒーやお汁粉などの喫茶コーナーも設けられている。

 実行委事務局の伊達牧子さんは「作品展を通じて日常活動を知ってもらい、当事者にも他のみんなも頑張っていると感じてほしい。16回を数え、世代を超えた地域の心の輪は広がっていると思う」と話している。

 2、3両日は午前10時30分からと午後2時から「プラ板製作体験」が開かれ、キーホルダー作りが無料で楽しめる。開設時間は、2、3両日が午前10時~午後5時30分、4日は午前10時~午後1時30分。

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