一関・平泉

除災招福願い豆まき 北勝富士関招き 中尊寺大節分会【平泉】

詰め掛けた参拝者を前に、本堂前の舞台から威勢よく豆をまく人たち= 2019年2月2日、平泉町・中尊寺

 平泉町の中尊寺(山田俊和貫首)で2日、大節分会(え)が開かれ、小雪が舞う中かみしも姿の年男や年女、厄年の老若男女や町内の園児ら総勢110人余りが豆をまき1年の除災招福を願った。

 節分に合わせて2月の第1土曜日または日曜日に大相撲の力士を招き開いている恒例行事で、今年は北勝富士関(八角部屋、埼玉県出身)が参加。豆まきに先立ち一山の僧侶による大護摩祈祷(きとう)で厄よけと開運祈願が行われ、山田貫首が「今年は平成最後の節分会。嫌なことを全部吹き飛ばし、たくさんの良いことをお招きしてほしい」とあいさつした。

 本堂前の特設舞台で行われた豆まきには出仕者となる町内外の厄年の男女、年男・年女ら64人のほか、町内の幼稚園・保育所の園児50人が参加。詰め掛けた参拝者を前に代表して髙橋一典さん(40)=同町平泉字森下=が「天に花咲け、地に実なれ」と力強く口上を述べ、全員で「福は内、鬼は外」の掛け声とともに用意した落花生約250キロを勢いよく宙に放った。

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