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にぎらない、なかよし親子!? 「おにぎり・おにぎらずコン」【岩手】

「いわて純情米おにぎり・おにぎらずコンテスト」で最優秀賞に輝いた6点
最優秀賞6点を発表

 第1回「いわて純情米おにぎり・おにぎらずコンテスト」の最終審査は5日、盛岡市内で行われた。県産米を使用したオリジナルメニュー18点について、料理のプロが見た目や味を審査し、最優秀賞の6点を選出。各レシピを専用ホームページ(HP)で公開するほか、米穀専門店などで配布し、県産米のさらなる消費拡大につなげる。

 コンテストは、いわて純情米需要拡大推進協議会が初開催した。コメが主役の「おにぎり」、ご飯をのりに載せて折り畳むなどした「おにぎらず」を対象に▽親子▽学生▽一般―の3部門でレシピを公募。県産米を使用した計127点が県内外から寄せられた。

 同日の最終審査では、書類審査を通過した18点について各レシピに基づき調理。お好み焼き風の「スティックおにぎり」をはじめ、豚肉やニンニクをたっぷり詰めた「疲労回復おにぎらず」など、趣向を凝らしたメニューがずらりと並んだ。日本調理師会会長の加藤綱男さんら5人が実食して味や食べやすさ、見た目などを審査。最優秀賞には計6点が輝いた。

 このうち親子部門でおにぎりの最優秀賞に選ばれた「なかよし♥いのしし親子」は、豚肉を巻いて焼き上げたおにぎりをチーズやゴマ、のりで飾り付けて今年の干支(えと)・イノシシの見た目に仕上げた。かわいらしいデザインと、親子で楽しく調理できる点が評価された。

 審査委員長の加藤さんは「どれもおいしく味わった。次回はコメだけでなく岩手の材料の良さを生かし、一工夫をしたメニューを期待したい」と話していた。

 受賞者の氏名や所属は本人の許可が取れていないため、現時点で非公表。各レシピは「食べよう!いわての美味(おい)しいお米サポーター」のHP内で公開する。

 最優秀賞の6点は次の通り。

 ▽親子部門=「なかよし♥いのしし親子」「チーズとろけるドライカレーおにぎらず」▽学生部門=「大葉とチーズがたっぷり肉巻きおにぎり」「みつめぼれ」▽一般部門=「南部かくれんぼおにぎり」「鮭とはらこのおにぎらず!」

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