一関・平泉

いわて蔵ビール周年祭 飲み比べ楽しみ乾杯【一関】

好みのビールの入ったカップを手に乾杯する来場者

 一関市田村町の世嬉の一酒造(佐藤航代表取締役社長)が主催する「いわて蔵ビール周年祭」は23日、同社を会場に2日間の日程で始まった。県内外から愛好者や家族連れらが多く来場し、地ビールや料理を堪能している。

 地域への感謝を伝えようと「真冬のビアフェスタ」と銘打って2016年から毎年開催。初日はヴァイツェン、ゴールデンエール、コーヒースタウトなど8種のビールが並び、来場者が飲み比べをしながら好みのビールを選ぶなど会場内は陽気な雰囲気に包まれた。

 つまみや料理も多数用意され、中でも一関地方の伝統食文化の餅を使った「餅グラタン」は人気を集めていた。ビールが飲めない人や子供向けに毎年恒例の足湯コーナーを設けたほか、ソーセージ、アイスクリーム作りなどの体験も実施している。

 同市大東町の村上春樹さん(26)は「全種類制覇しようと思って来た。いつも飲むビールとは風味が全く違い、いろいろな種類の味があって飲み比べが楽しい」と笑顔で語った。

 佐藤社長は「今年は北海道や東京など県外からも多く来場があり、すごく盛り上がっている。家族で楽しめるビアフェスタをコンセプトにしているので、ぜひたくさんの人に来てほしい」と話している。

 ビール、つまみの購入はチケット制。24日は午前11時から午後3時まで開催する。

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