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フレーム切手を発売 日本郵便東北支社 三鉄リアス線開通記念【岩手】

達増知事(中央)にオリジナルフレーム切手2種類を贈呈する中村社長(左)と松田局長

 3月23日の三陸鉄道リアス線(久慈-盛間、163キロ)開通を記念し、日本郵便東北支社(仙台市)は25日、オリジナルフレーム切手を発売した。復興のシンボルである列車が沿岸を走る光景と、三鉄の制服を着た「鉄道むすめ」のキャラクターが描かれた2種類。県内301郵便局や、日本郵便のネットショップで取り扱う。

▲「三陸鉄道リアス線(盛駅―久慈駅)163キロ開通記念」のオリジナルフレーム切手

 フレーム切手は、2種類とも82円切手の10枚セット。三鉄車両をテーマにした「三陸鉄道リアス線(盛駅―久慈駅)163キロ開通記念」のシートは、野田村の海岸線沿いを力強く走る車両をはじめ、色鮮やかな柿が実る唐丹-吉浜間の光景など、四季折々の印象的な場面を切り取っている。

 「鉄道むすめ」のシートは、2015年11月に販売し好評を博した切手の復刻版。三鉄で働く女性をイメージした「久慈ありす」「釜石まな」の2人が愛らしいポーズで三鉄をPRしている。

 同日は県庁で贈呈式が行われ、三鉄の中村一郎代表取締役社長、松田健盛岡中央郵便局長ら関係者7人が出席。中村社長と松田局長が達増拓也知事に切手を手渡した。

 達増知事は「地元のお土産や、国内外への三鉄アピールにつながる素晴らしい出来栄え」と期待を込めた。

 価格はともに1500円(税込み)。「三鉄開通記念」は2000シート、「復刻版 鉄道むすめ」は1000シートを作製した。

 中村社長は「リアス線開通を後押しする切手で、大変ありがたい。三鉄としてもしっかり準備を進めていく」と感謝。松田局長は「中村社長の協力の下、切手を作製できてうれしい。今後も被災地復興や地域振興を支援していきたい」と語っていた。

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