花巻
イーハトーブハーフマラソン 過去最多３６４６人エントリー 21日号砲【花巻】
21日に花巻市で開催される第７回イーハトーブ花巻ハーフマラソン大会（実行委など主催）の申し込み人数が、前回を２０５人上回る過去最多の３６４６人（ゲストランナー含む）となった。出場者の増加に伴い、大会としての評価も高まっており、実行委では「ランナーの声を反映させた運営を心掛けてきた。桜の季節でもあり、高校生、大学生のボランティアの声援も受けて走りを楽しんでほしい」としている。
距離別３部門、男女、年代別の36種目があり、北は北海道から南は沖縄まで、国外は台湾の招待選手ら男子２８１５人、女子８３０人がエントリー。距離別では最長のハーフが２３１５人（男子１９２４人、女子３９１人）、10キロが１０５０人（男子７４５人、女子３０５人）、３キロが２８０人（男子１４６人、女子１３４人）となった。
大会は同市松園町の日居城野陸上競技場を発着点とするコースで開かれ、１９９９年世界選手権セビリア大会女子マラソン２位、２０００年シドニー五輪女子マラソン代表の市橋有里さんをゲストランナーに迎える。スタートはハーフが午前８時50分、10キロが９時10分、３キロの女子が同20分、男子が同25分。最大で８時から正午まで、コースの交通規制を行う。
４月以降の東北地方のハーフマラソンで最初の公認大会で、記録を狙いやすい平坦（へいたん）なコースや制限時間「３時間30分」という初心者にも優しいタイム設定が特長。前回大会は、全国各地の大会に実際に参加した人たちの投票により選ばれる18年「全国ランニング大会１００撰」の表彰を受けるなど、市民ランナーの注目を集めている。
大会に関する問い合わせは市役所内の実行委事務局＝０１９８（２４）２１１１＝へ。
