奥州・金ケ崎

来館者、貸出数とも増加 胆沢図書館 昨年度利用状況 猫コーナー牽引【奥州】

来館者、貸出冊数ともに前年度を上回った胆沢図書館。愛好者らの人気を集めている「猫ノ図書館」

 奥州市立胆沢図書館は2018年度利用状況をまとめた。それによると、来館者(利用者)は3万7949人、貸出冊数は7万9157冊で、17年度に比べて9293人、6658冊それぞれ増加している。猫に関する図書を集め、館内に開設している「猫ノ図書館」の認知度が高まったことが利用の伸びにつながったとみられている。

 同図書館は、来館者、貸出冊数ともに低迷が続いていたことに危機感を抱き、蔵書を生かして差別化を図ることで利用増加につなげようと、試行を経て17年2月22日に「猫ノ図書館」をグランドオープン。テレビや新聞、雑誌などで紹介され、市内をはじめ県外からも訪れる人が見られるようになった。

 来館者は16年度が2万2935人で、17年度は2万8656人に増加。貸出冊数は、16年度の6万9983冊から17年度は7万2499冊となった。18年度は全国的な雑誌にも取り上げられるなど猫ノ図書館の認知度がさらに向上したほか、図書の表紙が見えるようにして紹介していること、作家らによる企画展を随時開催したことなどの工夫もあり、来館者、貸出冊数が順調に増えた。

 猫ノ図書館の当初の関連図書は約880冊だったが、猫好きの来館者らからの寄贈もあり、現在は約1100冊となっている。同図書館は「これからも来館する人たちに、長く楽しんでもらえるような展示を企画したい」と猫ノ図書館の充実を目指している。

 猫ノ図書館では、14日まで「猫ノ美術館~奥州市出身作家3人展~」が開かれており、猫をモチーフにした女性作家による絵画を紹介している。

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