花巻

豆力士 元気にはっけよい 東和 全国泣き相撲【花巻】

境内に子供たちの元気な泣き声が響いている全国泣き相撲大会

 第32回毘沙門まつり・全国泣き相撲大会(毘沙門まつり実行委主催)は5日まで、花巻市東和町北成島の三熊野神社(小原明宮司)で開かれている。県内外から集まった豆力士たちが土俵上で好取組を繰り広げ、境内に、元気な泣き声と子供たちの健やかな成長を願う保護者の笑顔が広がっている。同日までの3日間で1040人が出場する見込み。

 はんてん、鉢巻き姿の幼児(今回対象者は2017年11月~18年10月生)が東西に分かれ対戦。軍配を手に「泣いたら負けよ」の勝負を裁くのは大相撲元幕内力士の影虎さんで、大会は同神社に伝わる特殊神事「十二番角力(すもう)式」(花巻市無形民俗文化財)に由来する。

 「ヨオッ、ヨオッ」の掛け声とともに進行する取組は、勝負前から手足をばたつかせて泣き続ける子の一方、掛け声も気にせず愛想を振りまく子などさまざま。ユーモラスな場内放送と影虎さんのしぐさも子供たちのかわいらしさを引き立て、来場者を楽しませていた。

 横浜市在住の村上永さん(29)は、一家で次男結斗ちゃん(1)を応援し「長男の時に出場できなかったので、今回はぜひと思っていた。元気よく、大きく育ってほしい」とにっこり。長男の髙橋東暉ちゃん(6カ月)の取組を家族で見守った幸嗣さん(32)=花巻市上小舟渡=は「(土俵上では)ずっと眠っていて、勝負は引き分けだったのかな。神事の雰囲気が面白かった。健康に育ってくれればそれでいい」と話し、思い出深い一日を過ごせた様子だった。

 同大会は1988年から開催され、全国各地から出場者が集まる人気イベントとして定着している。今大会は出場1040人のうち、200人以上が県外からの申し込みという。

momottoメモ

▲電子新聞momottoに紙面未掲載の取組写真

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