北上・西和賀

子供ら躍動迫力の演舞 青少年鬼剣舞まつり【北上】

躍動感あふれる演舞を見せる育成団体の子供たち

 第5回青少年鬼剣舞まつりは6日、北上市のツインモールプラザ東西両館をつなぐ「りぼん橋」で開かれた。市内の鬼剣舞育成団体9団体の子供たち、中高生が日ごろの稽古の成果を発揮。力強く躍動感あふれる演舞を見せた。

 ツインモールプラザテナント会が主催。鬼剣舞の伝承に取り組む青少年に公演の機会を設け、後継者育成につなげようと毎年大型連休中に催している。

 御免町鬼剣舞ジュニア、口内町きらめき鬼剣舞、二子鬼剣舞修行生、鬼柳鬼剣舞少年団、北藤根鬼っ子剣舞、飯豊小鬼剣舞少年団、黒岩鬼剣舞修行生、相去鬼剣舞ジュニアクラブ、岩崎鬼剣舞スポーツ少年団の幼児から小中学生、高校生の約150人が出演した。

 各団体の子供たちや中高生は笛や太鼓、鉦(かね)に合わせ、「一番庭」「刀剣舞の狂い」「三番庭の狂い」などを披露した。

 素顔で演じる団体の一方、面を付けて本格的に踊る団体も。幼児から小学生は精いっぱいの踊りを演じ、中高生も大人顔負けの演舞を見せ、来場者からは大きな拍手が寄せられた。

 今回が初の公演となった鬼柳鬼剣舞少年団の三田禅君(黒沢尻東小5年)は「最初はすごく緊張したけど、気持ち良かった。来年も出て、みんなの前で自信をもって踊れるようになりたい」と目を輝かせた。

 同テナント会事務局で北上都心開発の高橋邦治業務係長は「出演者、お客さんも増え、剣舞人口の裾野が広がっていると感じる。今後も後継者育成へ貢献できれば」と話していた。

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