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盛岡競馬が開幕 迫力のレース ファン熱視線

第1回盛岡競馬初日第2競走。砂煙を上げて疾走する競走馬

 2019年度岩手競馬の第1回盛岡競馬が12日、盛岡市新庄の盛岡競馬場で始まった。初日は準重賞競走「はまなす賞」や南関東と岩手所属騎手の交流競走、開幕を祝う多彩なイベントがあり、砂煙を上げて駆け抜ける迫力のレースに見入る家族連れや競馬ファンでにぎわった。

 同日は早朝から雲一つない青空に恵まれ、午前10時15分の開場を前に大勢が詰め掛けた。達増拓也知事や谷藤裕明盛岡市長、県調騎会騎手部会長の村上忍騎手らによるテープカットに続き、チャグチャグ馬コによる来場者の出迎え、先着プレゼント、騎手サイン会などで開幕を祝った。

 パドックやゴール板前には競走ごとに人垣ができた。盛岡市の会社員佐藤孝太さん(35)は長男逢介ちゃん(3)に馬を見せたいと初めて来場し「近くで見ると迫力がある」と感心。全国の地方競馬場を巡る大阪市の会社員長本大司さん(47)はカメラを手に熱視線を送り「盛岡は他の競馬場に比べ立派で雰囲気がある競馬場。昨年度は競馬のイメージダウンにつながる(競走馬からの禁止薬物検出)問題があったが、今年はいいイメージで続けてほしい」と話していた。

 今年度の岩手競馬は水沢競馬場で始まり、全22開催(水沢11開催、盛岡11開催)、計128日間を予定。土・日・月曜開催を基本とし、一部開催日程(5~6月と12~1月)で日・月・火曜開催を試行実施する。

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