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「イシツブテ」岩手応援 県、観光振興へ協定 誘客促進やコラボ商品開発

連携協定締結後、いわて応援ポケモン「イシツブテ」と一緒に記念撮影に応じる達増知事(右)と宇都宮COO

 ゲームソフトなどで人気のポケットモンスターを観光振興に活用するため県とポケモン社(東京都)は14日、連携協定を締結した。キャラクターの一つ「イシツブテ」が「いわて応援ポケモン」として誘客促進や県産品の消費拡大、東日本大震災津波からの復興などに幅広く活躍する。

 イシツブテは、1996年のゲームソフト発売当初からのキャラクター。「がんせきポケモン」に分類され、「いわ」タイプの筆頭。岩から手が出ている見た目からも岩手を象徴するにふさわしいとして選定した。

 連携事項は、観光振興で県の観光ポータルサイト内への特設ページ開設、同社のプロモーション動画による情報発信、県周遊スタンプラリー、公共交通機関との連携や観光イベントによる誘客促進。県産品とのコラボレーション商品開発の仲介・支援、6月からの三陸防災復興プロジェクトではポケモンGOのイベントも計画する。

 本県独自の取り組みがオリジナルイラスト・ロゴマークの活用。県の観光キャラクター「わんこきょうだい」を手掛けたグラフィックデザイナーのオガサワラユウダイさん(盛岡市出身)がわんこそばや岩手山、三陸鉄道などとイシツブテを組み合わせたコラボイラストを作った。

 イメージソング「岩と手!岩手!イシツブテ!」も同社が制作し、4兄弟ロックバンド「SaToMansion」の佐藤和夫さん(二戸市出身)がボーカルを担当。同日からユーチューブでアニメーション動画を公開した。

 同社は震災津波発生以降、沿岸被災地の子供たちを元気づける取り組みを継続。同日は、同社の宇都宮崇人代表取締役最高執行責任者(COO)が県庁を訪れ、達増拓也知事と協定書を取り交わした。締結式後はイシツブテが盛岡市内で一般ファン向けのイベントに参加した。

 達増知事は「観光は裾野が広くさまざまな分野での連携により交流人口の拡大や地域経済への波及が大きい。全世界に通じるキャラクターを生かした取り組みで、復興と地域振興につなげたい」と期待を込めた。

 宇都宮COOは「最初のゲームソフトからアニメにも出て、世界中に顔が売れているポケモン。来年はオリンピックで海外からも多くの人が日本に来るので、イシツブテと他の『いわ』タイプのポケモンも一緒になって岩手の魅力を伝えていきたい」と話した。

 ポケモンと地方自治体との連携した取り組みは、2018年10月の北海道以降、鳥取県、香川県、福島県に続いて5道県目。

momottoメモ

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