一関・平泉

猊鼻渓に初夏の彩り フジが見頃【一関】

猊鼻渓で見頃を迎えているフジの花

 日本百景に数えられる一関市東山町の名勝猊鼻(げいび)渓で、フジの花が見頃を迎えている。薄紫色の花房が新緑の渓谷に彩りを添え、観光客に初夏の雰囲気を感じさせている。

 猊鼻渓には藤岩や舟下り折り返し地点にある三好ケ丘のフジ棚など、合わせて2000本以上のつるがあるとされ、市内ではフジの花の名所として知られている。

 猊鼻渓で舟下りを運航するげいび観光センターによると、今季の開花は今月中旬と昨年並みだが、色が鮮やかで花芽も多く、全体的にボリュームのある印象。渓谷を覆い尽くすように盛んな新緑との競演が楽しめる。観光客は「緑とフジの紫のコントラストが美しい」と話している。

 同観光センターは「フジの花は今がピーク。日曜日(26日)ごろまでは楽しめそうだ」と話している。

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