北上・西和賀

大きくなってまた来てね 和賀川にアユ稚魚放流【北上】

和賀川に入ってアユの稚魚を放流する園児

 和賀川淡水漁業協同組合(伊藤彬代表理事組合長)は31日、北上市下鬼柳の和賀川ふれあい広場やな場でアユの稚魚放流会を行った。地元の園児たちが稚魚約200キロを放流し、「大きくなるんだよ」と元気に泳ぐ姿を見送った。

 子供に自然に親しんでもらおうと毎年実施。今年はおにやなぎ、ときわだい両保育園の年長児が招かれた。

 放流を前に伊藤組合長が「稚魚は9月になれば24、25センチぐらいに成長する。秋にはおいしいアユを一緒に食べようね」と呼び掛けた。

 バケツに稚魚を入れてもらった園児は「小さい」「かわいい」と大はしゃぎで、大人に付き添われながら川辺から優しく放した。

 増田吏桜ちゃん(6)は「楽しかった。アユが大きくなるのが楽しみ」と笑顔を見せた。

 同漁協では6月にも稚魚を放流予定で、全体の放流量は例年並みの約1・5トンとなる見込み。

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