北上・西和賀

市立博物館テーマ展 懐かしの風景 今に【北上】

昔懐かしいかやぶき民家のスケッチが展示されている北上市立博物館のテーマ展

 北上市立花の市立博物館でテーマ展「農家のくらし~北上のかやぶき民家~」が開かれている。市内で30年ほど前に描かれたかやぶき屋根のある民家のスケッチが展示され、昔懐かしい里山の風情を伝えている。

 晩年を同市黒岩で過ごした民具収集家・丹治敬子さん(1918~2011年)が1980年代ごろ、黒岩地区周辺を描いた12点を出展。現代的な建築様式を含んだ、当時の多様なかやぶき民家が描かれた。パネルではかやぶき民家に見られる特徴や仙台、盛岡両藩の民家の違いを解説している。

 春夏秋冬の季節ごとに違う情景が描き出され、来場者も足を止めじっくりと鑑賞。盛岡市の保坂直史さん(48)は「桜と川、古民家がマッチしていて遠野物語に出てきそうな風景。今はかやぶき屋根の古民家を見る機会はなくなっただけに、歴史を感じる」と見入っていた。

 同館の阿部友実専任研究員は「以前は農村どこでも見掛けた風景が、今は見るのが難しくなっている。作品から昔懐かしい風景を楽しみ、雰囲気を感じてもらえれば」と来場を呼び掛けている。

 テーマ展は12月1日まで。時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同館=0197(64)1756=まで。

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