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詠歌に光る感性 短歌甲子園 全国21校出場 団体、八戸が初優勝【岩手】

全国21校の高校生が力作を披露した「短歌甲子園2019」

 第14回全国高校生短歌大会「短歌甲子園2019」(実行委主催、岩手日日新聞社など後援)は最終日の18日、盛岡市の盛岡劇場で団体戦の決勝トーナメントなどが行われた。3人一組の団体戦は、みずみずしい感性で多くの秀作を披露した八戸(青森)が初優勝を遂げた。県勢では前回準優勝の盛岡三が審査員特別賞に選ばれた。

 同市出身の歌人石川啄木を顕彰するとともに、若い世代の短歌作りの振興を図ろうと全国の高校生を対象に毎年開催。今回は県内4校を含む21校が出場し、16日から3日間の日程で行われた。

 八戸は決勝で、昭和薬科大附属(沖縄)と対戦。「咲」をテーマに「不可能を可能にさせた 汚れた手 無農薬のりんごの花咲く」といった秀作を披露し、2-1で栄冠を手にした。大将役の谷地村昴さん(2年)は「優勝は先生や仲間の協力のおかげ。短歌を通じて人との関わり、社会問題に向き合うことができた」と喜んだ。

 3位には渋谷教育学園渋谷(東京)と徳島市立(徳島)が入った。本県から決勝トーナメントに進出した盛岡三は、1回戦で八戸とぶつかり敗退したが健闘ぶりが評価され、審査員特別賞に選ばれた。花北青雲、盛岡工、盛岡四は1次リーグで惜しくも敗れた。

 個人戦の最優秀作品賞には、玉腰嘉絃さん(岐阜・飛騨神岡3年)の「日の香りかすかに残る文机を だきしめるように 眠りたい春」が輝いた。本県からは、川村純華さん(花北青雲3年)の「川の縁宿るモンシロチョウ いつか 時の長針壊してみたい」、吉田藍さん(盛岡四2年)の「空色のボーダーシャツに たくさんの音符をうかべ 改札ぬける」が話題作品賞に選出された。

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