花巻

賢治童話“味わって” 地場産野菜やジビエ活用 27日から市内8店 創作メニュー提供【花巻】

「宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン」のチラシ

 花巻市は、花巻の農産物の魅力を伝える手段として、宮沢賢治の童話をモチーフにした創作料理を提供する「宮沢賢治のイーハトーブ花巻レストラン」を27日から、市内のレストランなど8店で実施する。

 童話「やまなし」をモチーフにしたトマト料理や雑穀料理、「鹿(しし)踊りのはじまり」の世界を表現したジビエ料理などが味わえる。11月10日までの予定。

 同レストランの取り組みは、「花巻の食材で童話を食べる」をテーマに花巻の農業・農畜産物の魅力を伝えるため、2019年2月に東京都内で初開催。花巻の食材を生かして賢治童話の世界を表現した創作メニューを提供し好評を得た。

 今回は、地元花巻の飲食店に参加を呼び掛けたところ、飲食店の賛同により実施される。

 参加する8店舗は、市内中心部や温泉ホテルのレストランなどで、賢治童話の世界からインスピレーションを受けて創作したメニューを用意する。「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」「祭の晩」「十力の金剛石」「フランドン農学校の豚」など9作品をモチーフにコースメニューを含め12種類の料理が堪能できる。

 創作メニューは、宮沢賢治学会員で料理研究家の中野由貴さん(兵庫県在住)が、都内での開催に引き続き監修を担当した。

 期間中は、宮沢賢治記念館(矢沢)の喫茶コーナーと賢治イーハトーブ館(高松)の喫茶・猫の事務所で賢治関連の農産加工品などを販売する。

 賢治の誕生日(8月27日)に合わせて開催。市では「取り上げられた童話もさまざまで花巻のおいしい食材で賢治童話を味わってほしい」とアピールする。

 価格(8%税込み)は600円~1万5120円。常時提供する店舗があるほか、店舗によっては予約が必要。

 市ホームページで詳細な内容を掲載している。問い合わせは各店へ。

 提供する店舗と料理名は次の通り。

 ▽イル・クォーレ(松園町)「花巻野菜の宝石箱-虹とルビーの絵の具皿」▽華胥(かしょ)の郷(さと)(湯口字佐野)「鹿踊るぎんがぎが秋の里山ランチコース」「同ディナーコース」▽湯の杜ホテル志戸平内・ちょうちん酒場又三郎(湯口字志戸平)「クラムボンの幻燈会」▽HAIKARA-YA(諏訪町)「どしんがらがらごうっ」▽山猫軒 賢治記念館前(矢沢)「どんぐりと山猫セット」▽山小屋カフェkurakake(高松)「銀河鉄道の夜、不思議な苹果(りんご)」「ジョバンニのサンドイッチ」「ゴーシュの畑のパスタ」▽ファームプラス(下根子字下田)「印度の虎狩カレー」▽レストランポパイ(若葉町)「白金にたとえられたフランドンの豚」「ある日のグスコー家の食卓」

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