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災害想定し連携強化 奥州、北上で総合防災訓練

北上市総合防災訓練でバギー乗車を体験する参加者

 「防災の日」の1日、奥州、北上両市で2019年度の総合防災訓練が行われた。参加した関係機関・団体や住民らが大規模災害発生時の対応を確認し、防災力と連携体制を強化した。

▲住民ら応急給水 奥州

 奥州市総合防災訓練は、市役所や5地域の11地区センターなどの各防災拠点で実施された。市や奥州金ケ崎行政事務組合消防本部、各地の自主防災組織、地元メディアなどから約1000人が参加。近年全国で多発している大雨による一連の災害を想定し、防災関係機関は被害・警戒情報の伝達や発信、住民ら各地域の団体は避難誘導や安否確認、避難所開設・運営を中心に取り組んだ。


▲バギー乗車体験 北上

 北上市総合防災訓練は、二子地区交流センターと二子小学校で行われた。大地震を想定した避難行動や防災ラジオの自動起動試験を兼ねた情報伝達、参加体験型の各種訓練を繰り広げ、住民らが災害時の備えに万全を期した。

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