花巻

11年連続の全員合格 3級造園技能士試験 花巻農高、偉業達成

3級造園技能士試験で11年連続の全員合格を成し遂げた花巻農高環境科学科緑化系列の3年生

 花巻市葛の県立花巻農業高校(楳原健校長)の環境科学科緑化系列の3年生17人全員が3級造園技能士試験に合格した。全員合格は11年連続となる偉業。同校によると、全国的にも例のない記録更新といい、地道な努力を実らせた生徒や学校関係者は喜びに沸いている。

 造園の基本的な技術や技能、知識を問う同試験は、指定された区画に庭園を造る作業や樹種判定などの実技試験、造園工事の施工や設計、測量、法令に関する学科試験に分けられており、生徒は佐々木貴大教諭、杉村友宏実習教諭、千坂孝則教諭らの指導で昨秋から資格取得に取り組んだ。

 同校によると、合格率は7割ほど。生徒にとって、これまでの連続全員合格は重圧になった一方で、一丸となって記録更新を目指すことで全体的な意欲向上にもつながったという。放課後や休日に練習に取り組む姿も見られたほか、得意な生徒が他の生徒に教えるなどの一体感も生まれ、見事に「11年連続」を成し遂げた。

 造園業への就職を志望する伊藤弘希さんは「暑い中で体力的にも厳しかったし、誰か1人でも落ちたらというプレッシャーはあったが、みんなで協力して伝統を守ることができた。造園技能の基礎を学んだことを将来の仕事に生かし、さらにレベルアップしたい」、齊藤愛望さんは「最初は倍以上の時間がかかっていたが、何回も繰り返し練習して時間内に終わらせられるようになった。全員で合格できてうれしい。資格を取れて自信が付いた」と笑顔を見せた。

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