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五輪合宿地に好印象 役員、盛岡を視察 カナダの水球、ラグビーチーム

東京五輪直前に合宿予定の盛岡市でいわぎんスタジアムを視察するカナダの7人制ラグビー関係者(右)

 2020年の東京五輪に出場予定の7人制ラグビーと水球のカナダチームの役員は15日、同国の公認ホストタウンの盛岡市を訪れた。7人制ラグビーチームが大会直前に合宿を行ういわぎんスタジアムを見学し、フィールドの状態などを評価した。16日まで市内各地を視察する。

 同市は、東京五輪・パラリンピック大会で、カナダ選手らとの国際交流事業を推進するホストタウンに認定。7人制ラグビーや水球チームの事前キャンプ地となっている。いずれのチームも来年7月中旬から1週間程度合宿する予定。

 同日は7人制ラグビー男子マネージャーのポール=アンリ・ヴァン・ティール氏(26)、水球ハイパフォーマンスディレクターのジャスティン・オリヴェイラ氏(33)が盛岡入り。市スポーツ推進課の担当者らの案内で、いわぎんスタジアムのフィールドや、更衣室を見学。屋内に設置予定のトレーニング設備や、地元の子供たちが寄せ書きしたカナダチームへの応援メッセージなどについて説明を受けた。

 あいにくの雨となったものの、2人はフィールドの写真を撮ったり、担当者にトレーニング器具について質問したりして、合宿のイメージを膨らませた。

 初めて視察したティール氏は「世界中のスタジアムと比較しても素晴らしい芝生がある。ジムの設備もあり、利便性が高い」と評価。オリヴェイラ氏も「紅葉など、盛岡の景色も良い。地域の人たちとの触れ合いも楽しみにしている」と期待を込めた。

 16日は盛岡タカヤアリーナを視察するほか、岩手公園などを観光する予定。

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