一関・平泉

熱気球どうして飛ぶの 花泉・親子ら製作、科学体験【一関】

参加者がポリ袋を使った熱気球作りを楽しんだ花泉図書館のコズミックカレッジ

 一関市立花泉図書館(小山克美館長)の宇宙航空研究開発機構(JAXA)コズミックカレッジは30日、同市花泉町涌津の同館で開かれた。親子連れ29人がポリ袋を使った熱気球を作って気球が飛ぶ仕組みを学び、科学の楽しさを体感した。

 コズミックカレッジはJAXA宇宙教育センターの科学教育プログラム。製作体験を通して科学への関心や探究意欲を喚起し、子供の豊かな心を育むことを目的としており、同館では2回目の開催となった。

 講師は、永井市民センターの放課後子ども教室で科学実験を教えている加瀬谷武敏さん(62)。一関・平泉黄金の國(くに)バルーンクラブの会員がサポートした。

 参加者は4班に分かれ、加瀬谷さんの指導を受けながらポリ袋4枚を貼り合わせて球皮、画用紙で送風口を作った。ポリ袋には油性ペンでアニメキャラクターや花、果物の絵を描き、「ハッピー号」「令和号」などの名前を付けて熱気球を完成させた。

 飛行実験は同館ウッドホールで行われ、ガスバーナーで熱風を送り込むと気球は勢いよく浮上。高さ約9メートルまで浮き上がり、子供たちはふわふわと床に降りてくる気球を大はしゃぎで追い掛けていた。

 

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