一関・平泉

鮮やかあめ色 甘みたっぷり 「おいまつ柿」出荷【一関】

鮮やかなあめ色に仕上がったおいまつ柿。組合員が箱詰め作業に励む

 一関市花泉町老松の特産「おいまつ柿」が仕上がり、老松柿生産組合「おいまつ柿援隊」(小野寺義成組合長)の出荷作業が本格化している。27日ごろまで続く見込みで、組合員が甘みがたっぷりと詰まった実を一つ一つ包装している。

 11月8日に始まった今季の干し柿作り。作業場の旧JAいわて南老松支店前に1万個近くをつるし、天日干しにした。

 箱詰めは16日に開始。組合員10人ほどが、午前9時から午後4時ごろまで作業に当たる。鮮やかなあめ色となった干し柿を選別しながら箱に詰め、作業場では購入しようと訪れる地域住民の姿も見られる。

 価格は柿の大きさや個数によって異なり、1箱500円から3000円まで。作業場をはじめ、イトウストア(同町花泉)、新鮮館おおまち(同市大町)、JAファーマーズいわて平泉(同市末広1丁目)で購入できる。発送も受け付けている。

 小野寺組合長は「今年は寒くて風の強い日が多く、干し柿にとっていい気候だったこともあり、例年よりも良い出来になっている」と話す。

 おいまつ柿に関する問い合わせは小野寺英雄事務局長=090(2606)8088=へ。

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