来月12日先行上映 ブルーヘアーズ 映画「マルカン大食堂」PR
人気上昇中のバンド・ブルーヘアーズが21日、花巻市のなはんプラザで開かれたイーハトーブ音楽祭2019「冬」にゲスト出演し、2020年1月12日に同プラザで予定されているライブと、同バンドの楽曲を主題歌とする短編映画「マルカン大食堂の贈り物」先行上映会をPRした。
21日はボーカル・AYANOさん(29)とキーボード・ゴッチャンさん(44)が出演し、花巻の風景から生まれたという楽曲「ふるさと」を演奏。美しく繊細なメロディーで聴衆の感動を誘った。
ゴッチャンさんは「ライブでは12、13曲を披露する予定。音楽で花巻に勇気を届けられたら、と思っている。ここからいろいろな広がりが生まれてくれれば」と期待。AYANOさんは「ライブと上映会が『ブルーヘアーズ、なんかいいな』のきっかけになってくれたらうれしい。花巻は知れば知るほど面白い所」と、多くの来場に期待を寄せていた。
ブルーヘアーズは、宮沢賢治童話をモチーフにした楽曲「星の涙 月の祈り」を縁に、花巻を題材にした新曲や映像を制作。ミュージックビデオ撮影から書籍「マルカン大食堂の奇跡」を原案とした映画作りが派生し、1月のライブと上映会が企画された。
イベント当日は午後1時30分開場、2時開演。先行上映会と舞台あいさつに続きライブが行われる。前売り2500円(当日3000円)。問い合わせはオフィス風屋=090(2884)0466=まで。