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あすからセンター試験 県内7会場で5017人 大学入試【岩手】

正門前に大学入試センター試験岩手大試験場を示す看板を設置する職員

 18、19の両日に実施される2020年度大学入試センター試験を前に、試験会場となる県内の大学や高校では準備作業が行われている。最多の2507人が受験予定の盛岡市上田の岩手大では16日、職員が正門前や構内に看板を設置した。

 現行方式の試験では最後の実施となる。県内の志願者数は前年度より135人少ない5017人(男子2482人、女子2535人)で、うち91・3%が今春に高校などを卒業する予定の現役生。

 試験会場は同大と県立大、盛岡大(以上滝沢市)、富士大(花巻市)、県立大宮古短期大学部(宮古市)、釜石高(釜石市)、大船渡高(大船渡市)の7カ所。

 このうち岩手大では16日、翌日の受験生の下見に対応するため職員が正門前など3カ所に「岩手大学試験場」と書かれた看板、構内に試験時間・会場案内の看板や誘導用の矢印標示を設置した。17日にかけて試験室を整えたり、机に受験番号を貼り付けたりする作業を進め、同大入試課の吉田将路課長は「受験生は大学入試のために努力してきた。その成果が発揮できるよう万全の態勢で準備している」と話した。

 盛岡地方気象台によると、両日は曇り時々晴れで天候が大きく崩れることはない見込み。ただ内陸で最低気温氷点下10度前後が見込まれており、寒さ対策をして試験に臨んでほしいとしている。

 試験は午前9時30分開始で、初日は地理歴史・公民、国語、外国語、2日目は理科(1)、数学(1)、数学(2)、理科(2)の順で行われる。

 大学入試センターは平均点の中間発表を22日、最終発表を2月6日に行う。得点調整の有無は24日に発表、追試験・再試験は25、26の両日に実施する。

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