一関・平泉

長島製作所が新工場 生産開発事業部を設立 平泉町と立地協定調印

署名押印した立地協定書を手にする新宮代表取締役社長(左)と青木町長

 平泉町の平泉高田前工業団地に進出する金属部品製造業の長島製作所(本社一関市東台、資本金2000万円、新宮由紀子代表取締役社長、従業員150人)と同町との工場立地に関する協定書調印式は27日、町役場で行われた。自動車部品を中心に今後の需要増を見据えた供給体制整備のほか、新たにプログラミングの高度技術者養成などに乗り出す。操業開始は2021年1月、従業員は新規雇用の20~30人を含む最終60人程度を計画している。

 調印式には青木幸保町長や新宮代表取締役社長をはじめ同社、町、県の関係者16人が出席。協定書への署名調印後、新宮代表取締役社長は「創業44年目に平泉で新たなスタートを切ることは先代も喜んでいると思う。平泉町の良さを生かしながら町民の皆さまと強固な関係を築き、地域貢献できる企業として励んでいきたい」とあいさつした。

 青木町長からは「町や地域を挙げて心から歓迎する。働き方改革の先頭に立つ企業でもあり、忌憚(きたん)なく話し合いながら一歩一歩進んでいきたい」と歓迎の言葉が述べられ、来賓の佐藤孝悟町議会議長、県商工労働観光部の瀬川浩昭ものづくり自動車産業振興室長がそれぞれ祝辞を寄せた。

 立地する平泉工場は、平泉字大平地内の同工業団地第2次造成地に敷地面積約1万平方メートルを確保し、平屋建て床面積約3000平方メートルの施設を建設。自動車部門のAI(人工知能)ラインを自社開発で構築するなど最先端技術を取り入れるほか、生産開発事業部を設立し金型製作・冶具設計製作・ライン設計の受注拡大や新規獲得を目指す。

 また、同町と連携して工場内に研修室(80席)を設け、新たにプログラミング高度技術者を養成する講座を開くほか、地元の児童生徒などを対象とした教育関連事業にも乗り出す。

 同社は1976年、同町長島に創立されプレス加工業務を開始。79年には各種冶具や金型製作を始め89年現在地へ本社工場を移転。2000年には自動車部品製造を開始したほか05年には奥州市前沢に前沢工場、12年には一関市藤沢町へ藤沢工場を新設している。

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