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東京五輪パラ大会 記念品に「秀衡塗」 全国の伝統工芸品95点 IOC委員らへ贈呈

東京五輪・パラリンピック大会の記念品に選ばれた秀衡塗の椿皿(県提供)

 東京五輪・パラリンピック大会で、全国各地の伝統工芸品の魅力を発信する「東京2020大会記念品プロジェクト」実行委員会は、参画している本県の伝統工芸品として「秀衡塗」を選んだ。7月ごろに国際オリンピック委員会(IOC)の委員や国家元首らに贈呈する。

 同プロジェクトは、東京など47都道府県や東京五輪・パラリンピック組織委員会で実行委を昨年10月に設置。各都道府県から選んだ伝統工芸品95点を、IOC委員や国際パラリンピック委員会(IPC)の委員、国際競技団体役員、大会役員、国家元首など約1200人に贈呈する。

 本県以外では、仙台平(宮城県)、会津塗(福島県)、江戸硝子(東京都)、越前焼(福井県)、京七宝(京都府)、備前焼(岡山県)、伊万里・有田焼(佐賀県)などが選ばれた。

 選ばれたのは秀衡塗の椿(つばき)皿で大きさは直径18センチ、高さ3センチ。今後は産地と連携して10皿製作する。

 秀衡塗は世界遺産・中尊寺金色堂をはじめとする仏教美術を築いた奥州藤原氏が起源とされる伝統的工芸品。椿皿は、秀衡塗の伝統的な色彩(金・黒・朱)と漆芸技法の花塗り、有職菱紋、漆絵を駆使して製作されている。

 県産業経済交流課の竹花光弘地域産業課長は「世界遺産平泉を象徴する伝統工芸品なので、世界に向けて岩手を発信するきっかけになれば」と話している。

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