「すてきな一関」アピール　市、インスタ公式アカウント開設　カレンダー風に紹介【一関】

　一関市は、同市の魅力を市内外に広く発信し、売り込むシティプロモーションを推進するため、写真共有アプリのインスタグラムを使った公式アカウントを開設した。市内の風景や建築物、イベント、グルメなどの写真、動画を掲載。市民らから投稿された画像も共有することで「すてきな一関」をアピールする。開設に合わせ、月ごとに紹介する「＃（ハッシュタグ）一関カレンダープロジェクト」を企画しており、市広聴広報課の吉住優主任主事は「皆さんのとっておきの一枚を気軽に投稿してほしい」と呼び掛けている。

　市では、インターネット交流サイト（ＳＮＳ）の普及により、公式ツイッターやフェイスブックなどを活用したまちの情報発信に努めており、若い人たちを中心に利用者が増えているインスタでまちの魅力をさらに発信していこうと、公式アカウントを開設した。

　普段は市のホームページ（ＨＰ）や広報紙をあまり見ない人でも、気軽に見てもらい、「一関ってすてきだな」「行ってみたいな」などと感じてもらいやすさを狙った。

　＃一関カレンダープロジェクトは、一般市民らが市内で撮影した写真、動画に「＃一関カレンダー」と、その後に撮影した月の「○月」を付けて投稿してもらう企画。タグ付けされた投稿は、ストーリーズ機能を使って共有し、月ごとのイベントなどを集めたカレンダー風にして紹介する。

　２４日午前１０時からは、市民向けにインスタの基本を学ぶ講座を同市大手町のカフェジャーナル（一関図書館内１階）で開催する。インスタのフォロワー数が３０００人以上という武田明子さん（ヨハクデザイン代表取締役）が投稿方法や画像加工などを手ほどきする。受講定員２０人。受講無料だが、カフェジャーナルで飲食物１品の購入が必要。

　受講希望者は、インスタのアカウントを記入し、１９日まで電子メールで申し込む。問い合わせは同課＝０１９１（２１）８１８２＝へ。