一関・平泉

裸男に清め水 大東大原水かけ祭り【一関】

防火や無病息災を願って裸男が駆け抜けた一関市・大東大原水かけ祭り

 天下の奇祭「一関市・大東大原水かけ祭り」(保存会主催)は11日、同市大東町大原地内で開かれた。祭りのきっかけとなった江戸時代の「明暦の大火」から362年目となる今年は273人の裸男が商店街を駆け抜け、勢いよくまかれる清め水を全身に受けて地域の防火と無病息災を祈願した。

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 八幡神社に奉納される大しめ縄の修祓(しゅうばつ)式では、保存会の金野幸富会長が「令和になって初の祭りで、362年目を迎えることができた。防火や厄よけだけではなく、東日本大震災からの一日も早い復興を願って三陸沿岸からも裸男が参加している。一日中行事が目白押しなので、盛会となることを願う」とあいさつ。大原商店街では仮装手踊りや山車運行、消防団の纏(まとい)振りとはしご乗り、鹿(しし)踊り演舞、和太鼓演奏などが繰り広げられた。

 裸男には地元の厄年男性ら100人のほか、体感参加者として県内外から173人が参加。晴天に恵まれたものの風が強く肌寒い天候となったが、「旗切り役」を先頭に勢いよく商店街を駆け抜け、5区間で総量20トンにも及ぶ清め水を浴びた。

 市内から同僚と参加した会社員佐藤公亮さん(25)は「盛岡出身なので、こういった祭りがあることを知って驚いた。寒い思いもしたが、いい経験になった」と語っていた。

 保存会の発表によると、来場者数は2万8000人だった。

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