奥州・金ケ崎

全国舞台で有終の美 水沢高文芸短詩部員 個人・団体受賞ラッシュ【奥州】

全国高校生俳句大賞で3句入選した水沢高校文芸・短詩部の3年生。(左から)髙橋さん、菅原さん、千田さん、外山さん

 第22回神奈川大全国高校生俳句大賞(同大主催)で、県立水沢高校文芸・短詩部員が大量入賞した。千田洋平さん(3年)の最優秀賞をはじめ3句入選が9組などで、団体優秀賞も受賞。2019年度最終盤の全国大会で堂々の評価を受けた。

 同賞は3句一組で応募し、俳壇で活躍する選考委員5人が審査。今回は全国の216校から1万641組の応募があった。最優秀賞の5人中、千田さんは東北でただ1人入賞。同賞に次ぐ3句入選の50人中、同部からは5人(複数入選含む)が選ばれ、1句入選にも6人の8句が入った。団体優秀賞は団体賞の最高位で、東北で唯一受賞した。

 最優秀賞の千田さんの作品は「母の愚痴黙って聞くや水蜜桃」「夏の雨タオルに押しこめる弱音」「黒葡萄父にははいとしか言えず」。「反抗期や部活動で落ち込んでいた時期に作ったため、(内容に)強さがこもった」という。最高賞を手にし「自分に素直になって作った句が入賞し、励みになった」と感無量だ。

 3年生は毎年応募してきたが、これまで最優秀賞と3句入選はなかった。有終の美を飾り、髙橋明花さんは「2年生の時は1句入選だけ。入選が自信になり、集大成になった」、外山歩佳さんは「最後に認められ、みんなで賞に入ったのがうれしい」と喜び合う。

 同部は今年度、俳句甲子園、全国高校総合文化祭でも注目を集めた。部長を務めた菅原わかばさんは「賞に入れず苦しんだ時期があったが、3年間一つのことを続けた努力が実った」と活動を総括した。

 表彰式は3月15日に同大で行われ、入選作品は書籍にまとめられる。

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