一関・平泉

墓前に手合わせ先祖の霊慰める 彼岸の入り【一関】

彼岸の入りを迎え、墓前で手を合わせる人たち=一関市山目の円満寺

 彼岸の入りの17日、一関市内の寺院には墓参りの人が多く訪れ、墓前で静かに手を合わせ先祖の霊を慰めた。

 同市山目の円満寺(渡辺泰英住職)でも朝から花や水おけなどを手にした人たちが訪れて墓石を磨き、周辺を清めた。親類の墓参りに来た同市五代町の小野寺徳夫さん(72)、ミキ子さん(69)夫婦は手作りの団子を供えると、線香を手向けて静かに手を合わせた。

 徳夫さんは「親族の健康を願いながら、ご先祖さまが安らかに眠れるように祈った」と話していた。

 盛岡地方気象台によると、同日の最高気温は一関で7・8度、千厩で7・7度と平年並み。18日は明け方まで内陸を中心に雪や雨で雷を伴う所もあるが、その後は晴れや曇りとなる見込み。

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