奥州・金ケ崎

宇宙桜8年越しの開花 木村榮記念館前【奥州】

8年越しで開花した宇宙桜=奥州市水沢星ガ丘町の木村榮記念館前

 2012年に高知県仁淀川町教委から奥州市に贈られ、同市水沢星ガ丘町の木村榮記念館前に植えられている「宇宙桜」が9日、初めて開花した。これまで見守ってきた国立天文台水沢VLBI観測所や奥州宇宙遊学館の関係者も8年越しの開花に喜びもひとしおだ。

 宇宙桜は宇宙ステーションに送って地球を4100周回って戻ってきた170粒の「仁淀川町のひょうたん桜(ウバヒガン)」の種から育てた。同町教委と石垣島天文台が仲介してVERA10周年にちなんで、VERAで結ばれた4自治体に贈られた。同市では12年3月12日、地元の保育園児を招いて植樹祭が行われた。

 その後、同観測所関係者や同市の関係者が今年こそ咲くか、と期待を募らせて肥料を与えるなど世話してきた。今年3月になって名前の由来となっている「ひょうたん」に似たつぼみを複数確認すると、「やっと咲きそうだ」と徐々に大きくなる様子を見ながら期待を募らせていた。

 9日は数輪の花がほころび、通りかかった同観測所の本間希樹所長も「開花ですね」と笑みを浮かべた。同館職員らは、少しピンクが強めで小ぶりな花を「かわいいね」とめでている。

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