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特殊詐欺被害未然防止へ 県警など 各世帯に電話で啓発【岩手】

 県警特殊詐欺被害防止広報センターは、2020年度の運営を開始した。委託を受けたオペレーターが、県内全域の家庭に電話をかけ、最新の手口や防止策を伝えることで、被害の未然防止につなげる。

 県警は、15年度から民間に業務を委託して同センターを運営している。今年度は1日に盛岡市中央通のビル内に開所。NTTネクシア東北支店北東北オフィスのオペレーターらが、電話帳に登録されている県内各世帯に電話をかける。

 業務時間は土日・祝日を除く平日の午前9時~午後5時30分。オペレーターは同センターの電話である旨と氏名を伝えた上で、特殊詐欺が多発している現状や最新の手口、予防対策などについて説明。過去の被害や予兆電話の有無の聞き取りも行う。預貯金口座の管理状況などの個人情報を聴取することはない。

 県警によると、県内における今年の特殊詐欺被害の認知件数は、3月末現在で17件(前年同期比5件増)。被害金額は約5000万円に上った。警察官や金融庁の職員を名乗り、電話で個人情報を聞き出した後にキャッシュカードをだまし取る被害が目立っているという。板澤裕之生活安全企画課次長は「手口を知ることで、詐欺被害を防止できる。予兆電話など気になることがあれば、最寄りの警察署などに相談してほしい」と呼び掛けている。

momottoメモ

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