一関・平泉

喜びぶつけ快音 高総体中止 3年生に“花道” 市内4校ソフトボール部交流戦【一関】

快音が響いた一関一と大東の交流戦

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で県高校総合体育大会や全国高校総合体育大会(インターハイ)の開催が中止され、引退試合が宙に浮いたままだった3年生のため、一関市内4校のソフトボール部による交流戦が、24日まで3日間の日程で同市川崎町の川崎運動広場で行われている。県や市が示したガイドライン(指針)を踏まえ、さまざまな制約をクリアしながら、市ソフトボール協会の後押しを得て実施。2日目の17日も、選手らが喜びを爆発させるかのように快音を響かせた。

 4月中旬に県高総体の中止が決まった際、県高校体育連盟の専門部会で救済措置を検討したものの、政府の緊急事態宣言の全国拡大などで頓挫。その解除に伴い、市新型コロナウイルス感染症対策本部が市内スポーツ施設の利用を市民に限定して再開すると決めたことから一関一と一関二、大東、千厩の4校合同による練習試合という位置付けで急きょ準備を進めた。

 16日から同広場で総当たり戦を実施。「密」を避けるため、対戦校以外と交わることのないように日程を調整し、各日とも午前と午後に1試合ずつ、最長1時間の制限を設けて対戦している。

 17日は午前に一関一と大東、午後に一関二と千厩が対戦。一関一の千葉梨々花主将は「初日を高総体の1回戦、2日目を2回戦として臨み、どちらも勝つことができた。最終日は決勝戦のつもりで全力で戦う」と意気込んだ。

 また、一関二の鈴木結菜主将は「高総体は中止となったが、試合ができてうれしい。みんなで声を掛け合い、いいプレーができるようにしたい」、大東の玉澤彩春主将は「3年生は最終日で引退となるが、勝ち負けにこだわらず、全員で笑顔で終われるように頑張る」と語った。

 千厩の佐藤小雪主将は「高総体の中止が決まった時、自分たちの夏はこのまま終わるんだと思った。試合ができることに感謝し、全力でプレーする」と誓っていた。

 最終日の24日は午前に一関二と大東、午後に一関一と千厩が対戦。3年生が有終の美を飾る。

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