クレマチス見頃 県立花きセンター見本園 金ケ崎
金ケ崎町六原頭無の県立花きセンターに整備されたクレマチス見本園が見頃を迎えた。多様な品種が次々と開花し、訪れた人を楽しませている。
同センターはガーデニングでのクレマチスの需要の高まりに着目。園芸品種の生産振興にも関連があるとして、県民にこの花を知ってもらおうと2019年度に見本園を整備した。
見本園では20年度、41品種48株のクレマチスを栽培。5月末ごろから花が開き始め、現在は「ソングス」「エンパイア・ブルー」「流星」などが見頃。本県発の品種も植えられている。
県立農業大学校研修科(同センター)の菅原豊司准教授は「クレマチスの成長は昨年の倍以上で、花の数も格段に増えた。少ないスペースながらできるだけ多くの品種を集めたので、ガーデニングの参考にして楽しんでほしい」と話している。
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